アヤメ科

ニワゼキショウ

根際から生える葉は剣形をしており、この葉の形が「セキショウ」というサトイモ科の植物に似ているところから、この名が付きました。別名「ナンキンアヤメ」ともいいます。

 

花の色は赤紫または白紫で、そこに濃い紫色の筋が入っています。草地に群生し、増える力はすごいのですが、開花は1日で終わります。

 

日本では、北アメリカ原産のニワゼキショウが、明治時代中期に観賞用として輸入され、それが野生化して定着しました。

 

高さ 10-20㎝

 


ゴスンアヤメ

アヤメは山野の草地に生える花です。

 

名前の由来は、花びらに網目模様があることから、アヤメと名付けられたという説と、剣のような形をした葉の茂る様子が、文目模様に似ているからという説があります。

 

ゴスンアヤメの背丈はアヤメと比べると低く、20㎝程度ですが、丈のわりには花が大きい種です。花の色は濃い紫色。

 

花期 6月